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記憶とは?効率的に勉強するために

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こんにちは、こなすです。


40代高卒凡人のシングルマザー。息子は公立高校3年生、塾なしで今年最難関大学を受験します。17年の子育て経験を伝えたい!をモットーにブログ書いてます。


どうせ同じ時間勉強するなら、効率的に勉強したいですよね。

勉強といっても、定期テストや受験勉強、資格取得のための勉強などいろいろあります。

どんな勉強をするにも大切なのは、記憶力だと思います。

記憶力って生まれつきじゃないの?

そうですよね、私もそう思ってました!

テストで点数取れないのは記憶力が無いせいだ!と諦めていました。

復習が足りなかったか、勉強のやり方が間違っていたのかも。

記憶のことを知れば、きっと効率的に勉強できるようになりますよ。

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記憶とは?

記憶といっても、さまざまな種類があります。簡単に2種類ご紹介します。

短期記憶

記憶力が無いよ、というかた安心してください。

人間は基本的に物事をすぐに忘れてしまうようにできているそうです。

記憶は脳の海馬という所に一時的に保管されます。

この一時的に保管されている記憶の事を、短期記憶といいます。

海馬さんはキレイ好きなので、いらないと判断した記憶はすぐにゴミ箱に捨ててしまいます。

ゴミ箱から完全に消去されないように、定期的にこれはゴミではありません!とお伝えしなければなりません。

長期記憶

海馬さんによる審査が行われ、認められるとようやく記憶は大脳皮質というところに送られ、定着していきます。

この記憶のことを、長期記憶といいます。

記憶しておける期間は記憶の種類によりますが、数分から一生といわれています。

順番に3つ説明しますね。

意味記憶

知識として覚える記憶のこと。

例えば、

  • 図鑑でキュウリの花を見た。
  • 昨日、停電で電車が遅れたという単なる情報。

見ただけ、聞いただけで自分にとって意味のあまりないことは、忘れやすいよ。

エピソード記憶

経験と結びつけて覚える記憶のこと。

例えば、

  • キュウリの苗から育てた。きれいな花が咲いて嬉しい。
  • 昨日、大事な予定があったのに電車が遅れて大変な目にあった。

このようなエピソードがあると、覚えていることが多いですよね。

印象的なことは、1回で覚えてしまうこともあるよ。

手続き記憶

身体が覚える記憶のこと。

例えば、

  • 自転車の乗り方
  • キーボードのブラインドタッチ

最も忘れにくいよ。経験ありますよね。

効率的に勉強するタイミング

物事を記憶するには、記憶の定着が必要なことが分かりました。

どんなタイミングで勉強すれば効率的に記憶が定着するのか、有名なエビングハウスの忘却曲線のお話を簡単にしたいと思います。

忘却曲線とは

忘却曲線で最も有名なのは、エビングハウスの忘却曲線です。

エビングハウスが自ら行った実験結果に基づいたものです 。

どんな実験か要約すると、

復習するたび、短い時間で覚え直すことができる。
その時間を、どれだけ減らすことができるのか。

要約しすぎぃ!

解釈を間違えて、復習するタイミングの研究だと思われているようです。

意味のない文字列の記憶の実験だったので、その結果についても賛否が分かれています。

カナダのウォータールー大学の実験では、1時間の講義に基づいているのでより通常の学習に近くなっています。

24時間以内に10分間の復習を、そして7日後に5分間の学習を、そして30日以内に2~4分の学習をするのが効果的だ。

このように実証されています。

忘却曲線

グラフの黒いラインが講義内容を記憶している割合です。

つまり、講義内容のテストの点数です。

DAY30を見て下さい。復習をしないと30日後にはほとんど忘れてしまい、初めて講義を聞いたかのように感じるようです!

これは中間テストと同じくらいのタイミングなんだって。

復習しないとどうなるか…おそろしい…過去の私ではありませんか!

※記憶というのはとても複雑で、他にさまざまな要因が加わることによって、このグラフの限りではありません。

ドーパミンの効果

好奇心をもって勉強すると、ドーパミンが出て記憶が定着しやすくなります。

ドーパミンって聞いたことあるけど、何のことだい?

調べてみました。

中脳皮質系ドーパミン神経は、とくに前頭葉に分布するものが報酬系などに関与し、意欲、動機、学習などに重要な役割を担っていると言われている。
新しい知識が長期記憶として貯蔵される際、ドーパミンなどの脳内化学物質が必要になる。

Wikipediaより

新たに学んだ情報は、ドーパミン、ノルアドレナリン、成長因子BDNFなど、運動中に放出される特定の脳化学物質を必要とするプロセスを通じて長期的な知識に変わります。

HARVARD MEDICAL SCHOOL より(2016年10月)

なんかよく分からないけどスゴイもの!

そこのあなた、ドーパミン出したくなっちゃいましたよね?

どうしたらドーパミンが出るようになるのか、調べましたよ!

①運動する
②褒められる
③小さな目標を達成する喜び
④良い睡眠
⑤好きな音楽を聞く
⑥チーズや大豆食品を食べる(チロシンを多く含む食品)
⑦瞑想・マインドフルネス

なるほど、いろいろな方法がありますね。

どれも勉強のやる気が出そうなものばかりです。

早速チーズや大豆食品を買いに走らなくてはいけませんね。

勉強するとき参考にしてみてください!

まとめ

いかがでしたか?

記憶というのは複雑なもので、調べると難しい話がたくさん出てきます。

私なりに「効率的に勉強するためには」という観点にしぼって、分かりやすく要約してみました。

最後にまとめると、

・長期記憶に記憶を保管するために、繰り返し勉強する。
・復習は24時間後、1週間後、1か月後にすると効果的。
・ドーパミンが出ると長期記憶に移行しやすい。

どんな勉強をするにも大切なのは、記憶力だと思います。

記憶とはなに?ってことを頭の片隅において、ぜひみんなで効率的に勉強しちゃいましょう!

あっ、忘れないように24時間後にまた見に来てくださいね(笑)

おわり

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

では、また!

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